それは祈りのような

すきなこのことをすきかってに

すべてが叶う場所、夢の島

 

平成最後の秋、ぐんと大人びたきみを見つけたときから季節は変わって冬、初めてそこに存在する岩﨑大昇くんを見た。なんかもう、すっっっごい輝いてた。贔屓目なのか親バカなのかわかんないけど物理的に光ってた。どの瞬間もすごく素敵で、忘れたくない、忘れたくないと必死でちいさな海馬に詰め込んだ。それでも眩しい大昇くんの姿のかけらがポロポロとこぼれ落ちていく様でかなしい。久しぶりの帝国劇場、そのステージで堂々と歌い、踊り、演じた16歳の大昇くんを絶対に後世に残したい。

 


3曲も歌う機会をもらえて大昇くんのスキルが認められたんだなと思って嬉しかった。テレビを通して聞くよりも力強く、まっすぐに心に届く歌声だった。いつもぐっと来るのは"とめどなく空が黄昏に染まるだけ"の"空が"でふっと力を抜いて天を仰いで語りかけるように歌うところ。しっかりサビを歌ってからふんわり優しさで包んで終止符を打つような歌い方にいつも心がきゅんとなって勝手に救われたような気持ちになる。16歳にしてこの表現力と包容力、どう育ったら身につくのかなぁ。タイタニックも切々とした歌声が印象的だったし、上ハモがほんっとうに綺麗で主旋律の邪魔をするわけでもなく存在が薄いわけでもなく絶妙にサポートしてて素晴らしかった。岸くんとの声の相性も良かったなぁ。君にこの歌を、大好きな曲だから大昇くんの歌声で聞けてうれしかった。"きみの苦しみ知りながら きみの悲しみ知りながら 何もできない僕なのね"胸に手を当ててもどかしそうにさみしそうに歌う姿を見てそれはこっちのセリフだと思ったら泣いてた。大昇くんが苦しい時、悲しい時、ただのファンである自分は何もできないし、応援すらプレッシャーになったらどうしようって途方にくれるから。いつも救ってもらってばかりでごめんね、大昇くんにできること何かあるのかなぁ。


岸くんを過去に案内する重要な役をもらった大昇くん。悲しみをぐっと心の奥に隠した冷酷な表情や低く凄みのある声、タイタニック号の海難事故を感情のない目で見下ろす姿。人間の歴史は悲しみの歴史、という現実を岸くんに伝える大事な役回りだったけど大昇くんが色々考えて工夫して演じているのが伝わってきてすごくよかった。冒頭のニコニコ笑顔からのギャップが酷く、あっという間に空気を変える力があった。正直、ここまでできると思ってなくて演技の部分では驚き通しだったし、タイタニックヒンデンブルグ、戦争のくだりは平穏な心では見れなかった。わりといつも辛いけど今回も辛かった。いつもはあんなにキラキラした目が、光を失って呆れたように話す姿に混乱して情緒がやばかった。少クラではいびーがやってたFantastic Timeでもそんな虚ろな目をしていて、サイコっぽい役が意外とハマるんじゃないかと密かに思ってたんだけどドンピシャだった。


小道具を使う演目も多くてやっぱり1番好きだったのはハットかなぁ。伏し目がちでハットを被る大昇くんがクールで紳士的で、ハーフっぽい顔立ちに映えるな~と思ったし、くるくるっと飛ばして被るのが失敗しても成功してもかわいかった。きもちが素直に表情に出るところが本当にかわいい。成功したと思ったけどすべり落ちちゃったときのあれっ!?みたいな顔もかわいかったし、成功してニコニコしてるのもかわいかったし、どやってるのもかわいかったし、かわいい以外の感情がしんだ。バトンもニコニコでかわいかったし赤のベストが似合いすぎててかわいい。えっ、思い出しただけで岩﨑大昇かわいい(混乱)ライフルやアーチェリーのハードな技をやりきる大昇くんはかっこいいしその時のちょっとだるそうな目がすきだ。きっと真剣すぎてそういう顔になっちゃうんだろうけどお口もむっとしててかわいい。大車輪、回転するたびに大きく息を吐いてる姿を見てすっごくひやひやしたけど、回数重ねるたびに慣れてきたのかニコニコしてる時もあって毎秒成長する大昇くんが尊かった。少しA.B.C-ZSnowManのパフォーマンスを見慣れすぎてる節があって、大昇くん大丈夫かなぁってすぐ心配になっちゃうけど、大昇くんなりにちゃんと成長していてその変化を見守れるのが本当に嬉しいなって思った。


キラキラと輝く目がすきだ。いつも星を宿していて、まっすぐ前を見据えていて、明るくやさしい希望だ。Ready to rise、LGTEやTokyo Experienceなど、ここぞ!という盛り上がりの曲で嬉しそうに口ずさみながら踊る姿が忘れられない。楽しそう、というより嬉しそうに見えて、そこがすきなところだなぁって思う。三幕終わりで帝劇の0番に立つ姿を見たときは感動したなぁ、恋というより母性なのでよかったね、よかったねと思わずにはいられない。あのときの大昇くんすっごく嬉しそうで誇らしげで全力で愛しかった。先輩方と目を合わせて笑い合う姿もわたしはすきだった。先輩方にたくさん可愛がられて、たくさん知恵をもらって、技を盗んで大きくなってほしいと思う。みんなに愛される大昇くんがだいすきだ。にしてもれんれんを後ろからハグする大昇くんはあまりにりあこすぎて結婚の二文字しかなくてどうしようかと。


わたしの中のアイドルを応援することの意味合いが昔とは少し変わったなと感じていて、昔はもっと、疑似恋愛的な感情を求めていたような。だから歴代の担当はみんな年上だし、クールさやセクシーさを兼ね備えてて、パフォーマンスの完成度やポテンシャルも高い人が多かったかな、と思う。でもいまは本当にありのままの大昇くんの成長をリアルタイムで見守れて幸せで、でこぼこで不安定でも、その未完成さが愛しいなと思う。本当に大昇くんにここを直して!ってところがなくて、思うままに進んでほしいし自分の感性を信じてほしい。大昇くんにはそう思わせる力がある。

 

 

 

トニトニ以来5年ぶりの冬の帝劇、相変わらず派手でトンチキで一見意味がわからないけど、14.15.16.17のアイドルたちが素晴らしいってことは理解できるし、大昇くんがこれから生きていく世界がやさしく平和なものでありますようにって願わずにはいられませんでした。ちょっぴり大人に足を踏み入れた、思春期真っ只中の大昇くんがジャニアイのステージに立つ姿を見られてよかった。この舞台で何を感じたかな。何ができなくて、何ができるようになったかな。いっぱい悔しいこと、嬉しいこと経験できたかな。終わった後の大昇くんの言葉がたのしみ。

 

 

 

この経験が今後の大昇くんの糧となりますように。

最高のJOHNNY'S 大昇 IsLANDをありがとう。