それは祈りのような

すきなこのことをすきかってに

20

君だけに ただ君だけに
Ah めぐり合うために
僕はさびしさとともにうまれたよ


世界で1番だいすきで大切で愛おしい、わたしの星が20歳になった。

2018年、どこか怯えの色を隠しきれない瞳で、でも真っ直ぐと上を見据えていたもちもちふよふよ16歳の大昇くんを見つけた。

あの瞬間、"君に会うために生まれてきた"と思えて、生まれてきた理由を貰えて、とてもうれしかった。


"あなたの夢が叶いますように"
"いろんな人に魅力を気づいてもらえますように"
"いつまでもかわいい笑顔が続きますように"
"大切な仲間とはぐれずに走っていけますように"
"岩﨑大昇くんというアイドルが未来永劫輝き続けますように"

そんなことを祈りながら、願いながら、過ごした4年だった。

大昇くんが幸せで居られるなら、もし、アイドル以外の道を選んだとしても、かなしいけれど受け入れないといけないと思いながら応援してた。でも、大昇くんはこの4年間ずっとずっと眩しいステージの上に居てくれた。

どんな言葉を探しても、探しても、もう伝えたい言葉はひとつしか見つからなくて。

あのね、わたしは大昇くんが生まれてきてくれて心の底からうれしい。見つけることができて、好きになることができて本当によかったよ。この世界に生まれてきてくれて、そして"アイドル:岩﨑大昇"として生まれてくれてありがとう。

眩いスポットライトも、真ん中の立ち位置も、煌びやかで豪華な衣装も、大きなステージも全部全部きみのものだよ。



今日も変わらず、黄色を灯して胸に抱いて。わたしの運命の色は絶対絶対黄色だから。黄色の満開の花束を届けるみたいに、客席のすみっこで、どうかどうかって揺らしながら願ってる。

歌には正解がないし、愛にも正解がないから、答えのないものと向き合い続けること、自問自答を続けること、果てしない旅を続けること、決して簡単なことじゃないし、誰にでもできることじゃないと思う。

でもきっと大昇くんは"演歌やってみたら"って小さな男の子だったあの日、ポケットに入れてもらった宝物を大切に大切に今日まで歩いてきたんだろう。
悔しいも辛いもかなしいもさみしいも全部引き連れて受け止めて歌に昇華して。
ひとつずつ成功を重ねて失敗も糧にして、それが自信になって地が固まって大昇くんを支えてる。


髪をぴょこぴょこさせてたあの日。
大昇くんのソロから少クラが始まった日。
マイクを持つ手が震えた日。
遠い外国の地で歌った日。
自分の歌を聞き返してブラッシュアップした日。
おうちで歌った日。
新国立劇場の0番で歌った日。
新しい歌声で愛を表現した日。


大丈夫かなあなんて心配してた昔のことなんて、うそみたいだよ。届けてくれた全てがきらきら輝く宝物。16歳からの貴重な時間を見守らせてくれて本当にありがとう。大昇くんのやさしさや、つよさや、温かさ。真面目さや、こだわりや、健やかさ。いろんなかけらに救われて、生きる力をもらえました。


20歳になった大昇くんの歌声はなんだか子守唄みたいで、泣いてる子の背中をとんとんしてくれてるみたいで、あぁ、あったかいなあって思ったよ。
どこか母性のような温もりがあって、その中に揺るぎない信念を感じられて。
天使みたいに歌を紡ぐ大昇くんを目に焼き付けながら、やっぱり、出会えてよかったな、見つけられてよかったなって繰り返してた。
こんな素敵な男の子を見つけられたんだから、わたし、大丈夫だって。


でもきっと、挫けそうになる日もあるから。
だから寂しくなったらきみの名前を呼ぶよ。
泣きたくなったらあの日の歌を思い出すね。
だから、明日も素敵な歌をうたっていてね。


愛を証明するために歌い続ける大昇くんの歌がいつまでも響き続けますように。


20歳のお誕生日、おめでとう。


2022.08.23