それは祈りのような

すきなこのことをすきかってに

柔らかく清らかなその手のひらで


入所5周年、おめでとう。お母さんに五千円あげるから!ってお願いされてオーデションに向かうことを決意してくれたあの日。特技披露で何もすることがなくてハンバーガーを食べていたあの日。ずっとLOVEを踊ったあの日。


あの日からもう5年の月日が経ちましたね。小さくてまだまだ大人に守られている少年だったあの日の大昇くん、未知の世界に飛び込んでくれてありがとう。




まさか遠い遠い存在の大昇くんから、ただ見つめていられるだけで、思い続けていられるだけで幸せだと思っていた大昇くんから、まさか感謝の言葉を貰えるなんて思ってもいなくて。わたしの人生でこんな幸せなことがあるんだ、あっていいんだって信じられなくて。

いつもより丁寧に綴られた角のない文字たちも、ほろほろと心地よく響く声も、大昇くんらしいお茶目な言葉選びも。あぁ、きっとはにかみながら読んでいるんだろうなって想像してはくすぐったくなって、胸に溢れたのは大昇くんに出会えてうれしいなあ、出会えてよかったなあ、と、いつのまにか日常にありふれていた、でも何にも代えられない大切なきもちだったよ。


わたしの方こそ大昇くんに感謝してもしきれなくて、どんな言葉で、どんな声色で、どうやって言えば伝わるんだろうってすごく悩みます。大昇くんにお手紙を書くのも、コンサートに行くのも、Youtubeや雑誌をチェックするのも、何ひとつ義務だと思ったことはないよ。そこに行けば、大昇くんの姿を見ればぜったい笑顔になれる、時にはがんばれがんばれって祈るような気持ちになれる、感動して切なくて泣きたいような気持ちになれる、いつだってしあわせになれるって信頼があるからこそなんだよ。


大昇くんに出会って、アイドルを応援するってこんなに楽しくて嬉しくて人生が明るくなるんだって気付くことができました。大昇くんが成長していく姿が心の底から誇らしくて、なんだか色んな人に自慢したくなっちゃって。活躍の場が広がれば、新しい環境にわたしの方がドキドキしちゃって、でも大昇くんはあんまり最初から器用にトントン拍子って感じではないけれど、着実に一歩一歩踏みしめて、足場を固めてぐん、と進んでいく実感があって。ふと気付いたらすごい高いところにいたりして。その度にわたしは余計な心配だったな、なんて笑ってどんどん逞しく、広くなる背中を追いかける。


大昇くんのいる方はいつも眩しくて温かくて、優しい毛布に包まれるようで、わたしの方が長く生きてるのに、なんだか変だよね。でも、いつもそうなの、いつも色んなことですぐ不安になって心がざわついて、足が動かなくなって下を向いてしまう、そんなときに大昇くんの笑顔が、歌声が、想いが、いつも道標になる。そっちに向かえばいいんだ、そっちが正解なんだ、って思える。




ここ3ヶ月は今まで経験したことのないような寂しさや遣る瀬無さ、落胆、心の辛さに加えて身体的にもきついな、って思う日があった。そんな日でも元気をくれるのは、心をふっと軽くしてくれるのは大昇くんの存在だったよ。

初めてのCMやバラエティー番組でふとした日常の中に大昇くんの存在を感じられたこと。外部でお仕事する大昇くんを見て寂しさよりも何倍も嬉しさを感じたこと。いつも綺麗だなって思って見つめているはずなのに、1人だけ発光しているように透き通っていてびっくりしちゃったこと。

大昇くんのお料理企画。柔らかく温かい気持ちのこもったやさしい料理と、その愛をまっすぐ受け止める5人の嬉しそうな顔を見て、愛おしさで胸がいっぱいになったこと。

僕のいつもとちょっと違う感じを出してみました!ってお茶目な大昇くんを届けてくれたり、時にはみんなも元気でいるよってさり気なく教えてくれたり、もうわけわかんないくらいハイテンションな文章を届けてくれたり。文章だけでもなんだか優しさが伝わってきて、いつも嬉しくて笑ってしまったこと。

圧倒的に大きな星と一緒に歌い踊り笑顔を届けてくれたあの日。世界的な混乱の中、希望の光となったあの日。大昇くんのことになると泣いてばかりの私だけれどあの日ばかりは声をあげて泣いたこと。

大昇くんきっと投稿しないんだろうなって勝手に思ってた(ごめんね)Island TVで大昇くんらしい愛を届けてくれたあの日。大昇くんだけに着いて行ってよかったな、大昇くんの愛の形がいちばんだいすきだなって思ったこと。アイドルとしてますます信頼が増したこと。


少し思い出すだけで、こんなにたくさんの思い出があって何度も何度も心を救われて今日まで歩いてきたことに気付く。大昇くんに出会えていない人生だったら。想像することも難しいけれど、きっと寂しくてたまらなかったんじゃないかな、って思う。


だから、わたしが願うことはひとつだよ。
ただただ元気でしあわせでいて欲しい。涙が溢れるほど切実にそう祈っている。

全部うまくいくといいな、ずっといい仲間に囲まれているといいな、愛に溢れたアドバイスをくれる大人や成長を褒めてくれる大人が近くにいてくれたらいいな、美味しいものたくさん食べれたらいいな、夜はぐっすり眠れているといいな。ずっとずっとそんなことを祈っている。




いつも元気をくれてありがとう。かわいい笑顔を、優しくて温かい歌声を、どんどんかっこよくなるパフォーマンスを届けてくれてありがとう。


大昇くんがアイドルで居てくれて、本当に幸せです。

どうかいつまでもその手のひらで誰かの幸せを掬い上げる、誰かの背中をポンと押す、愛を振り撒く、そんなアイドルで居てください。これはわたしの勝手な願いだけれど、大昇くんにはそんな力があるんだって信じているから。できる、できるよ。大丈夫。なりたい人になれるよ。だから信じた道をこれからも力強く進んでください。




お手紙ありがとう。本当に本当に嬉しかったよ。
6年目の大昇くんも楽しみにしてるね。
本当におめでとう。




2020.05.02