それは祈りのような

すきなこのことをすきかってに

ヒーローは19歳

18歳の大昇くんにいっぱいいっぱい大切なものもらった気がしてたんだけど、気づいたら前回の更新から丸1年経ってた。憎くて仕方ないウイルスのせいで仕事とか年齢とかいろんな計画とか、思い描いてた予想図が真っ黒な絵の具で塗りつぶされていく感覚で、いろんなことをうまく咀嚼できなくなって、のみこめなくて、足元が覚束なくて、なんか、なんかしっくりときてなかった。3人3人で分かれてクリエやるって発表があったあたりから割とほんと最近まで、身体と心がズレたままなんとか歩いていた。

でも私がそんな風にバラバラになっている間も大昇くんは色んな経験をして色んな人と出会っていっぱいいっぱい大切なもの、届けてくれていたんだよね。いつもの真っ直ぐな目でステージに立っててくれたんだよね。

18歳になってすぐELFの出演が発表されたね。"これからの岩﨑大昇はすごいですよ!"その珍しくも感じられた宣言の通り、いままで見た誰よりも何よりも純粋で綺麗なおとこのこが、新国立劇場の真ん中に存在していました。

きみが大事に大事に守ってきた歌声が、歌が好きという想いがこういう形に繋がったことが心から嬉しい。そしてそれからもどんどん進化を続けて、また次の物語に繋がっていく。

尊敬する先輩の門出に花を添えた11月。憧れの眼差しで、1曲1曲に思いを込めて溶け込む様に踊るきみが誇らしかった。わたしも感謝の気持ちと相手への尊敬を忘れない心、大事にしようって改めて背筋が伸びたよ。

舞台の上の大昇くんの瞳に何度も恋をする。ナイフみたいに鋭い目も、怒りを通り越した失望の目も、光をたくさんたくさん溜め込んで潤む目も。一瞬一瞬でコロコロと変わる表情。背中で語るところ、捌ける瞬間までその役で居続けるところ、その役を生きているところ。いつかストプレも出来るよ、見たいな、絶対見せてね。

18歳の胸きゅんも見れて嬉しかったよ。たくさん歌番組にも出たね。オンラインでも元気でいる姿を見せてくれたね。テレビをつけたら好きな人がいる、そんな時代になりつつあってとても嬉しいです。

そして愛の話。はてぶろ書いたら絶対愛の話してる。

デジタルの時代の中で、変わらない美しいもの。それが愛だと教えてくれたね。

1年前のお誕生日でも触れた、「テーマは恋です。」と言い切ったきみと、同じ顔してた。

きみが舞台に立って、光を浴びて、まっすぐ前を見つめて、心を込めて歌を歌う。

何度も何度も見た景色だった。
何度も見た景色だけど、何度でもその姿に息を呑んで切ないほど温かい気持ちになる。


それはきっとその全てがわたしにとっての愛の形だからなんだと思う。


18歳を生きたきみは、凄かったね。すごすぎたよ。何て言ったら言い終わるのかわからないほど。そして19歳もきっともっと凄い。



きみたちが"生ぬるい"と表現したそれらは、"誰かを思うぬくもり"なんだと思う。

言葉にするのが苦手なのは、きっといつも相手の思いを考えるからだよね。

頭の中で書いては消して、いろんな思いを巡らせてお話ししてくれるきみたちの姿勢が、心が、わたしは大好きです。

あんな歌を歌えるきみだからこそ、その柔らかで清らかな心が傷ついていないだろうか、嫌なものに蝕まれてはいないだろうか、とふと心配になるときがあります。

すきになった日から、ずっと、ずっと。

でも心配になるけどわたしができることってやっぱり何もないから。きみが転んだりへこんだりしながらも立ち上がって前向いて走り続ける姿を見守るだけ。

きみが選んだ道を、信じた人たちを、きみの正義を見守るだけ。


梅雨が明けて大昇くんのお誕生日が近くなる季節。早朝4時くらいに職場の窓から見る朝焼けがわたしの好きな景色のひとつ。

ピンク、オレンジ、柔い青がゆったりと溶けているその優しい空はなんだか大昇くんの愛に似ているようで。その空を見て疲れた身体をくっと伸ばして、深呼吸して、よしもう一息と思う瞬間。



大昇くんが、わたしの生活で、守りたい愛である。
静かに、たしかにそう思う。



18歳の大昇くん。お茶目なヤンキーで、まだまだ幼い後輩で、幸せを運ぶサンタクロースで。信念を持ったボクサーで、誰よりも熱いヒーローで。

そしてやっぱり、かけがえのない、世界にたったひとりのアイドルでした。


生まれてきてくれてありがとう。
アイドルとして生きてくれてありがとう。

大昇くんはずっとずっとわたしの光です。
健やかで、幸せで、愛に溢れた1年になりますように。心も身体もげんきでいてね。




2021.08.23